原叟床(読み)げんそうどこ

精選版 日本国語大辞典 「原叟床」の意味・読み・例文・類語

げんそう‐どこ【原叟床】

〘名〙 茶室の床の様式一種床面積を突き出してとらず、畳一枚分を板張りにして、床柱を立てたもの。脇壁下方を吹き抜き、床と道具を置き据(す)える場所が続く。床内は鏡天井。表千家六世宗左(号、原叟)の好み

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報