印綬を帯ぶ(読み)いんじゅをおぶ

精選版 日本国語大辞典 「印綬を帯ぶ」の意味・読み・例文・類語

いんじゅ【印綬】 を=帯(お)ぶ[=佩(お)ぶ]

  1. ( 古代中国で、官職にある人はそれに相当する印綬を帯びたところから ) 官職につく。任官する。
    1. [初出の実例]「其官の印綬を帯ながら其官属をもつれて私の家に帰て養生させらるるぞ」(出典:史記抄(1477)七)
    2. [その他の文献]〔史記‐項羽本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android