南矢羽場村(読み)みなみやはばむら

日本歴史地名大系 「南矢羽場村」の解説

南矢羽場村
みなみやはばむら

[現在地名]矢巾町南矢巾みなみやはば

北矢羽場村の南方に位置し、西は煙山けむやま村、東は北郡山きたこおりやま村、南は白沢しらさわ村。古くは北矢羽場村と一村で、矢羽々村などと称され、矢幅とも記した。天和二年(一六八二)の惣御代官所中高村付に南矢羽々村とみえ、蔵入金目高五三一石余、免は一〇〇石につき八〇匁で「人馬雑物青引代は上納」とある。「邦内郷村志」では蔵分三二九石余、ほかに又兵衛またべえ新田分として三三〇石余があり、家数五六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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