卒都婆頭(読み)そとばがしら

精選版 日本国語大辞典 「卒都婆頭」の意味・読み・例文・類語

そとば‐がしら【卒都婆頭】

〘名〙
卒都婆頭部
説経節・説経苅萱(1631)「五くゎむのふでにすみをそめ、そとはかしらになげあぐれば、ふてししのけと申せども、ちりちりとかきくたり」
刀身中心(なかご)先端の形の一つ。卒都婆の形象に似ているもの。
浮世草子・子孫大黒柱(1709)二「二尺一寸の刀さやばかりにて銘もなく、あげものと見へて目釘穴ふたつ有ける中心檜木やすり、卒土婆がしらは聞た事もあり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android