半途・半塗(読み)はんと

精選版 日本国語大辞典 「半途・半塗」の意味・読み・例文・類語

はん‐と【半途・半塗】

〘名〙 (「はんど」とも)
① 道のりのなかば。行く道の途中
上杉家文書‐大永四年(1524)一一月二三日・北条氏綱書状「彼被官荻原備中守半途罷出」 〔許衡‐風雨図詩〕
仕事学問など、継続的に行なっている物事のなかば。中途中道
※俳諧・青根が峯(1698)答許子問難弁「又半途より自かへり見て、つつしむ人も是有」 〔中庸〕

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