千葉胤富(読み)ちば たねとみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「千葉胤富」の解説

千葉胤富 ちば-たねとみ

1527-1579 戦国-織豊時代の武将
大永(たいえい)7年生まれ。千葉昌胤(まさたね)の子。兄利胤(としたね)の子親胤(ちかたね)が跡をついで下総(しもうさ)佐倉城(千葉県)城主となったが,横暴なため弘治(こうじ)3年家臣に殺されたあと胤富が城主となる。下総における北条氏方の勢力として,上杉氏とむすんだ里見,佐竹両氏と対立した。天正(てんしょう)7年5月4日死去。53歳。通称は千葉介。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android