十四日町(読み)とよひちよう

日本歴史地名大系 「十四日町」の解説

十四日町
とよひちよう

[現在地名]尾道市十四日元とよひもと町・長江ながえ一丁目・東土堂ひがしつちどう

尾道町を構成する三町の一。町の中央部を占め、町の北部東端は長江町・長江新ながえしん町の西側の町並を構成。本町ほんまち筋より南の本陣までが町域。西側は天寧寺大門てんねいじだいもんおよびはま小路の東側の町並を構成し、西側の土堂つちどう町分に相対する。「芸藩通志」によると、町の長さ一町五間、昔は叶屋かのうや小路とえびす小路の間の空地で毎月一四日に市が開かれたため、十四日市町じゆうしんちいちまちといったものを十四日町じゆうしんちちようと称するようになり、十四日とよひ町となったと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android