精選版 日本国語大辞典 「常念仏」の意味・読み・例文・類語
じょう‐ねんぶつ ジャウ‥【常念仏】
〘名〙
※往生要集(984‐985)大文五「大菩提心、護二三業一、深信、至レ誠、常二念仏一、随レ願決定生二極楽一」
② 一定の時を限って、仏堂で念仏法会を修すること。また、その念仏。不断念仏。
※浮世草子・新色五巻書(1698)二「千日寺に灯明の光、常(ジャウ)念仏の鐘」
※咄本・譚嚢(1777)常念仏「すミだ川の常念仏(ジャウネンフツ)、哀れでどうもいへぬ」
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