北越知村(読み)きたおちむら

日本歴史地名大系 「北越知村」の解説

北越知村
きたおちむら

[現在地名]橿原市北越智きたおち

貝吹かいぶき山から西方に延びる丘陵の北側に立地。西は常問じようど村。寿永元年(一一八二)の東大寺御油荘田堵注文(東大寺文書)に「南ヲチニ四人 北ヲチニ六人」とみえる。

慶長郷帳には「北落村」、天保郷帳には「北越智村」と書く。文禄四年(一五九五)検地の村高二三五・六八七石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android