勝沢村(読み)かつざわむら

日本歴史地名大系 「勝沢村」の解説

勝沢村
かつざわむら

[現在地名]前橋市勝沢町・高花台たかはなだい

北東小坂子こざかし村、北はみね村、西は不動堂ふどうどう(現勢多郡富士見村)南西上細井かみほそい村、南は小神明こじんめい村。溜池が多く、当村や小神明村の用水となる。寛文郷帳に田方一六〇石五斗余・畑方一七石八斗余とあり、「但松山雑木山芝野在」と注記される。天明二年(一七八二)の前橋藩領村々明細(井田文書)によれば、田一三町四反余・畑二四町一反余、家数九一、男一九五・女一六三、馬二八。天保一三年(一八四二)の家屋普請議定書(勝沢町有文書)によれば、一年に普請が四軒あるとして、一軒に萱五〇駄を与える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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