助白井村(読み)すけしらいむら

日本歴史地名大系 「助白井村」の解説

助白井村
すけしらいむら

[現在地名]平内町狩場沢かりばさわ 堀差ほりさし

狩場沢村の支村で、堀差ほりさし川の扇頂に位置し、東は狩場沢村、南は烏帽子えぼし(七一九・六メートル)上清水目かみしみずめ(現上北郡東北町)、西は口広沢くちひろさわ村に接する。「平内町史」によれば、元文三年(一七三八)竹内与右衛門が南部より百姓二戸を招き、堀指ほりさしに居住させ、近傍の土地を開墾して田圃としたとある。その後堀指村から移住して当村となったという。明治初年の「新撰陸奥国誌」に狩場沢村の支村「介白居」とあるが、家数は記されない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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