刷子(読み)ブラシ

デジタル大辞泉 「刷子」の意味・読み・例文・類語

ブラシ(brush)

獣毛繊維などを、木や合成樹脂などの台に植えつけた用具清掃・整髪・塗装などに用いる。「歯ブラシ
発電機電動機整流子に接触して、電流外部へ取り出したり、外部から取り入れたりする装置
[補説]「刷子」とも書く。
[類語]刷毛歯ブラシ

さっ‐し【刷子】

はけブラシ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「刷子」の意味・読み・例文・類語

ブラシ【刷子】

〘名〙 (brush)
ちりを払ったり、こすって磨いたり、整髪したりするためのはけ。木や合成樹脂の棒または板に、獣毛・鯨鬚植物繊維など、あるいは合成樹脂や金属で作ったかたい毛を多数植えたもの。
小公子(1890‐92)〈若松賤子訳〉前編「かみの毛がチョッキリおっ立っちまって〈略〉丸でブラシ(刷毛)の様です」
絵筆画筆
※三四郎(1908)〈夏目漱石〉一〇「肥った画工の画筆(ブラッシ)丈が動く」
③ 発電機や電動機の整流子に接して、電流を外部に流したり外部から供給する装置。

さっ‐し【刷子】

〘名〙
① はけ。ブラシ。
② 発電機、電動機などで、回転子と外部回路との間に通電するために摺接触を行なわせる部品炭素黒鉛、金属質のものがある。ブラシ。

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普及版 字通 「刷子」の読み・字形・画数・意味

【刷子】さつし

はけ。

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