制に応ず(読み)セイニオウズ

デジタル大辞泉 「制に応ず」の意味・読み・例文・類語

せいおう・ず

天子命令に応じて詩などを作る。
「従一位藤原の朝臣九十の算を賀して、―・ずる歌とて」〈とはずがたり・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「制に応ず」の意味・読み・例文・類語

せい【制】 に 応(おう)

勅命に応じて詩歌を作る。
※凌雲集(814)「藤原冬嗣三首。神泉苑雨中眺矚応製一首」
※とはずがたり(14C前)三「従一位藤原朝臣、九十の算を賀して、せいにをうする歌とて、堂上文字を添へられたるは、古きためしにや」

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