初物七十五日(読み)ハツモノシチジュウゴニチ

デジタル大辞泉 「初物七十五日」の意味・読み・例文・類語

初物はつもの七十五日しちじゅうごにち

俗説で、初物を食べると寿命が75日延びるということ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「初物七十五日」の解説

初物七十五日

初鰹、初茄子など、初物を食べると寿命が七十五日のびるという俗信

[使用例] はつなりの茄子一つは二文、二つは三文と近在百姓売りに来れば、初物食って七十五日の永生きと皆々三文出して二つ買うのを[太宰治*新釈諸国噺|1945]

[解説] 「人の噂も七十五日」などの例と同様に、七十五日は厳密な日数ではなく、ある程度の長さの期間を表します。

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