凝華舎(読み)ギョウカシャ

デジタル大辞泉 「凝華舎」の意味・読み・例文・類語

ぎょうか‐しゃ〔ギヨウクワ‐〕【凝華舎】

平安京内裏五舎の一。内裏西北隅近く、飛香舎ひぎょうしゃの北にある女官用の部屋梅壺

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「凝華舎」の意味・読み・例文・類語

ぎょうか‐しゃ ギョウクヮ‥【凝華舎】

内裏五舎一つ紫宸殿(ししんでん)の西北、襲芳舎の南にある女官の部屋。前庭紅梅東側)、白梅西側)、および山吹、萩を植える。梅壺(うめつぼ)
日本紀略‐承平二年(932)二月二二日「第十四親王〈成明〉、於凝華舎初読御註孝経於文章博士大江朝臣維時

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「凝華舎」の意味・わかりやすい解説

凝華舎
ぎょうかしゃ

平安京内裏5舎の一つ。女御,更衣 (こうい) らの居所で,中宮,女御などの御殿である飛香舎 (ひぎょうしゃ) の北に位置した。前庭に紅白の梅,山吹,はぎが植えてあったところから梅壺とも呼ばれた。 (→淑景舎 , 襲芳舎 , 昭陽舎 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「凝華舎」の意味・わかりやすい解説

凝華舎【ぎょうかしゃ】

梅壺(うめつぼ)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報