内参(読み)うちまいり

精選版 日本国語大辞典 「内参」の意味・読み・例文・類語

うち‐まいり ‥まゐり【内参】

〘名〙
宮中に出仕すること。内裏(だいり)へ伺候すること。参内(さんだい)
※本居本宇津保(970‐999頃)菊の宴「右大将のぬし、五節(ごせち)いだし給ひて、うちまゐりの夜」
女御更衣などに内定した姫君が宮中にはいること。入内(じゅだい)
源氏(1001‐14頃)紅梅「かくうちまいりやなにやと、我かたざまをのみ思ひいそぐやうなるも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「内参」の読み・字形・画数・意味

【内参】ないさん

宦官

字通「内」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android