共通農業政策(CAP)(英語表記)Common Agricultural Policy

山川 世界史小辞典 改訂新版 「共通農業政策(CAP)」の解説

共通農業政策(CAP)(きょうつうのうぎょうせいさく)
Common Agricultural Policy

1957年,EEC設立条約39条で定められたEC(現EU)域内での共通農業政策。域内での農業生産性の向上農業従事者の所得増加と公正な生活水準確保市場安定,供給の安定確保,消費者に対する妥当な供給価格の確保が規定された。62年には,CAP財源確保のためのヨーロッパ農業指導補償基金(EAGGF)が創設された。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報