六限(読み)むつきり

精選版 日本国語大辞典 「六限」の意味・読み・例文・類語

むつ‐きり【六限】

〘名〙 (「むつぎり」とも) 江戸時代武家屋敷または寺院門限が暮六つ(現在の午後六時頃)であったこと。転じて、武士などが遊里で、暮六つを刻限として遊ぶこと。また、その武士。
※俳諧・武玉川(1750‐76)五「六切の門へ這入て腰が抜」

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