六方を振る（読み）ろっぽうをふる

精選版日本国語大辞典「六方を振る」の意味・読み・例文・類語

歌舞伎で、役者が花道から揚げ幕にはいる時、手を大きく振り、高く足を踏んで歩く。

※浄瑠璃・姫小松子日の遊（1757）一「其頬(つら)で色事とは、閻魔王に六法(ホウ)ふらす様で似合ぬ」

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