六嶽神社(読み)むつがたけじんじや

日本歴史地名大系 「六嶽神社」の解説

六嶽神社
むつがたけじんじや

[現在地名]鞍手町室木

室木むろき集落の西にあり、旧郷社。田心姫命・湍津姫命・市杵島姫命の宗像三女神、および応神天皇・仲哀天皇神功皇后などを祭神とする。鎌倉時代末期の成立といわれ、文安元年(一四四四)一一月一五日に宗像社大宮司宗像氏俊の命により書写された「宗像大菩薩御縁起」によると、三所大菩薩(宗像大神)は最初「室貴六嶽」に降臨したと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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