八重河内村(やえごうちむら)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「八重河内村」の解説

[現在地名]南信濃村八重河内

現南信濃村の南端に位置し、南は磐田郡水窪（みさくぼ）村（現静岡県水窪町）に接する。遠山（とおやま）川支流の八重河内川と青崩（あおくずれ）峠（一〇八二・三メートル）に至る秋葉道に沿って集落がわずかに点在する。

村高は正保四年（一六四七）に二一〇石余（信濃国絵図高辻）であり、天保五年（一八三四）には一七二石余（信濃国郷帳）であった。

秋葉道が通るため、近世には遠江国の秋葉神社への参詣路、また遠山地方と東海地方との通商路として栄えた。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

今日のキーワード

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...