八斗才(読み)はっとのさい

精選版 日本国語大辞典 「八斗才」の意味・読み・例文・類語

はっと‐の‐さい【八斗才】

連語〙 (中国、六朝宋の詩人謝霊運が、魏の曹植の才をほめて、天下に詩の才能一石あるとすると曹植がその中八斗を占め、自分一斗で残りの一斗を他の詩人が分け持っているといったという「南史‐謝霊運伝」にある故事から) 詩文にすぐれている才能。
※玩鴎先生詠物百首(1783)韻字香「不須更勒三重韻、好是倶争八斗才」

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