八幡温泉(読み)やわたおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「八幡温泉」の意味・わかりやすい解説

八幡温泉
やわたおんせん

栃木県北部、那須(なす)郡那須町にある温泉。那須五岳南東斜面に位置する那須温泉郷の一湯。中心地那須湯本の北2キロメートルの標高1100メートルにあり、展望がよい。付近ツツジ名所で、初夏レンゲツツジドウダンツツジが咲き美しい。泉質単純温泉ないし硫黄泉源泉は12か所を数えるが、利用されているのは3か所。JR東北新幹線那須塩原駅、東北本線黒磯(くろいそ)駅からバスの便がある。また、那須湯本から県道17号那須高原線(ボルケーノハイウェー)が通じる。

[櫻井明久]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android