全亭正直(読み)ぜんてい しょうじき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「全亭正直」の解説

全亭正直 ぜんてい-しょうじき

?-? 江戸時代後期の狂歌師,戯作(げさく)者。
文政-安政(1818-60)のころの人。江戸麻布六本木にすむ。狂歌石川雅望(まさもち)(宿屋飯盛(やどやの-めしもり))に師事し,五側(ごがわ)の判者。姓は小松。名は義比。字(あざな)は子興。通称は平左衛門。別号に全亭主人。読み本に「金鈴橘双史(こがねのすずたちばなそうし)」,編著に「狂歌今昔物語」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android