デジタル大辞泉
「入興」の意味・読み・例文・類語
じゅ‐きょう【▽入興】
興に入ること。興に乗ること。ひどくおもしろがること。
「かの卿聞かれて、―せられけるとなん」〈著聞集・一六〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
じゅ‐きょう【入興】
〘名〙 (「じゅ」は「入」の
慣用音) 興に入ること。
興味をもつこと。興に乗ること。
※
保元(1220頃か)上「主上是を御覧じて、御入興ありけるとなり」
※
日葡辞書(1603‐04)「Iuqiôno
(ジュキョウノ) アマリ アソビタワムルル」
にゅう‐きょう ニフ‥【入興】
〘名〙 興味をもつこと。興に乗ること。じゅきょう。
※
一言芳談(1297‐1350頃)下「時料断絶のよしをききて入興
(ニウケウ)の色ある事」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報