精選版 日本国語大辞典 「一言芳談」の意味・読み・例文・類語
いちごんほうだん ‥ハウダン【一言芳談】
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浄土往生(おうじょう)を心の支えとして、世俗を捨て去ることを理想とした一遁世者(とんせいしゃ)が、自分の心にかなった法談を編録した書。鎌倉時代後期の成立。主として法然(ほうねん)(源空)の念仏思想の影響を受けた念仏者の法談150余条を収録しているが、教理への関心は薄く、法然の説く本願他力の思想への理解は浅い。しかし、後世(ごせ)を願う念仏によって、名誉や利益に執する心を離れ、現世での生活を、必要の最小限にとどめて過ごすべきことを説いた片言隻句(へんげんせっく)には、世俗の価値観に対する鋭い逆説が語られている。
[伊藤博之]
『簗瀬一雄訳注『一言芳談』(角川文庫)』▽『宮坂宥勝校注『日本古典文学大系83 仮名法語集』(1964・岩波書店)』
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