デジタル大辞泉
「先腹」の意味・読み・例文・類語
せん‐ばら【先腹】
先妻の腹にできた子。さきばら。せんぷく。
「一人は―にて、二十一なり」〈曽我・二〉
せん‐ぷく【先腹】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
さき‐ばら【先腹】
〘名〙
① 先妻の腹から生まれること。また、その子。せんばら。⇔
後腹。
※俳諧・類船集(1676)久「さきばら後ばらの子はたがひにいどみあふ事とぞ」
せん‐ぷく【先腹】
〘名〙
※
太平記(14C後)
三七「先腹の兄二人を世にあらせて見んとも思はざりければ」
② 先妻。前腹。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報