僻・辟(読み)へき

精選版 日本国語大辞典 「僻・辟」の意味・読み・例文・類語

へき【僻・辟】

〘名〙 (形動)
① 正しくないこと。一方にかたよっていること。また、性質などのかたよったさま。
神皇正統記(1339‐43)中「僻(ヘキ)をやめ邪をふせぐをしへなるべし」 〔書経洪範
中央都会から遠く離れていること。また、そのさまやその所。へんぴ。僻地
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前「地僻にして吏に権多し」 〔史記‐孔子世家〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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