働蟻(読み)はたらきあり

精選版 日本国語大辞典 「働蟻」の意味・読み・例文・類語

はたらき‐あり【働蟻】

〘名〙 アリ社会を構成する、生殖腺の退化した雌のアリ。一生翅(はね)をもたず、食物採取育児、巣の維持防御などの役目を果たす。職蟻(しょくぎ)
※通学物語(1941)〈渋沢秀雄文化映画副産物「羽根の生えた雄蟻や、卵を喞へた働蟻も現れはじめた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報