備付(読み)そなえつけ

精選版 日本国語大辞典 「備付」の意味・読み・例文・類語

そなえ‐つけ そなへ‥【備付】

〘名〙 そなえつけること。また、そのもの。
※東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉中「本庁及び六箇分署備付(ソナヘツケ)の蒸気喞筒(じょうきポンプ)も参着して整列すれば」

そなえ‐つ・ける そなへ‥【備付】

〘他カ下一〙 そなへつ・く 〘他カ下二〙 ある目的のためにある物品を、一定場所に配置しておく。設備しておく。用意しておく。
民法(明治二九年)(1896)三一三条「賃借地又は其利用の為めにする建物に備附けたる動産」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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