偃仰(読み)えんぎょう

精選版 日本国語大辞典 「偃仰」の意味・読み・例文・類語

えん‐ぎょう ‥ギャウ【偃仰】

〘名〙 (「偃」は、伏す、休む、の意)
① うつむいたり、あおむいたりすること。寝たり起きたりすること。また、運がよくなったり悪くなったりすることのたとえ。浮沈
※文明本節用集(室町中)「偃仰 ヱンキャウ」 〔荀子‐非相〕
② 伏して休むこと。のんびりとしていること。無事で閑暇であること。〔詩経小雅北山

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普及版 字通 「偃仰」の読み・字形・画数・意味

【偃仰】えんこう(かう)

気ままに起き臥しする。〔唐才子伝、張〕天寶中、官を謝し、故山に歸りて偃仰し、復(ま)た人に來(きた)らず。

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