信太妻(読み)シノダヅマ

デジタル大辞泉 「信太妻」の意味・読み・例文・類語

しのだ‐づま【信太妻】

浄瑠璃歌舞伎歌謡などの一系統で、信太の森白狐しろぎつね葛の葉姫に化けて安部保名あべのやすなと契り一子をもうけたが、正体を知られて古巣に帰ったという伝説主題としたもの。浄瑠璃「蘆屋道満大内鑑あしやどうまんおおうちかがみ」などがある。信太妻物。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「信太妻」の解説

信太妻
(別題)
しのだずま

歌舞伎・浄瑠璃の外題
元の外題
信田妻
初演
延宝8.4(江戸城二の丸)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報