俎倉村(読み)まないたぐらむら

日本歴史地名大系 「俎倉村」の解説

俎倉村
まないたぐらむら

[現在地名]能都町俎倉

寺田てらだ川上流に位置し、南西三田さんでん村、東は矢波やなみ猪平いのひら。集落はかつて北西の俎倉山(二〇三・七メートル)山腹にあったが、高率な年貢徴収を理由に現在地の同山南東麓に移ったと伝える(鳳至郡誌)正保郷帳に村名がみえ高三七石余、田方二町三反余・畑方二反、新田高二九石余。承応三年(一六五四)の村御印の高三七石余、免三ツ(能登奥両郡収納帳)。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の高七三石余、免三ツ五歩、小物成は山役三二匁、炭竈役一三匁(出来)であった(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android