使残(読み)つかいのこり

精選版 日本国語大辞典 「使残」の意味・読み・例文・類語

つかい‐のこり つかひ‥【使残】

競馬(1946)〈織田作之助〉「ある夜ふとロンパンの使ひ残りがあったことを想ひ出した」

つかい‐のこし つかひ‥【使残】

〘名〙 使った後の残り。つかいあまり。つかい残り。残余
浮世草子傾城禁短気(1711)六「小構へに商売もなりさふなほど、つかひ残しもある中に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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