残余(読み)ざんよ

精選版 日本国語大辞典 「残余」の意味・読み・例文・類語

ざん‐よ【残余】

〘名〙 のこり。あまり。剰余
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉五「其六分を以て僅に父母妻子を養ひ、残余の四分は之を政府に納め」

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デジタル大辞泉 「残余」の意味・読み・例文・類語

ざん‐よ【残余】

のこり。あまり。
[類語]余り残り余剰剰余余分余裕余計端数おこぼれ残留名残残品残部残物残務残存はした半端ざん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「残余」の読み・字形・画数・意味

【残余】ざんよ

のこり。〔三国志、呉、駱統伝〕願はくは殿下、~を補復し、深く圖りく計り、殘餘の民をし、人財の用を阜(ゆた)かにせよ。

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