佐竹義祚(読み)さたけ よしとし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐竹義祚」の解説

佐竹義祚 さたけ-よしとし

1818*-1858 江戸時代後期の画家
文化14年12月16日生まれ。相馬樹胤(むらたね)の次男出羽(でわ)久保田藩(秋田県)藩主佐竹家の分家「東家」の養嗣子。書は市河米庵(べいあん),画は谷文晁(ぶんちょう)門下岡田閑林にまなぶ。長崎派写実にすぐれ,花鳥画のほか,文人画にちかい風景画をおおくのこしている。安政5年6月26日死去。42歳。初名は義矩。字(あざな)は永錫。号は松林堂,三斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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