佐瀬熊鉄(読み)させ くまてつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐瀬熊鉄」の解説

佐瀬熊鉄 させ-くまてつ

1866*-1929 明治-大正時代の医師,政治家。
慶応元年12月10日生まれ。陸奥(むつ)会津(あいづ)藩(福島県)家老一瀬要人の次男。明治27年朝鮮にわたる。韓国警務庁医務・監獄署医務などをつとめるが,28年閔妃(ミンビ)暗殺事件に連座。35年衆議院議員(憲政本党)。朝鮮の産業開発などに生涯をささげた。昭和4年9月5日死去。65歳。海軍軍医学校卒。号は石鴎。
格言など】鳴かず飛ばず石に化しゆく鴎哉(辞世)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android