佐布里村(読み)そおりむら

日本歴史地名大系 「佐布里村」の解説

佐布里村
そおりむら

[現在地名]知多市佐布里

東・西・南に展開する丘陵地の谷間を、南から北に流れる信濃しなの川沿いに田が開け、東西の狭間に人家や田畑がある。西を朝倉あさくら村・古見こみ村に接する。永正二年(一五〇五)熱田神宮へ奉納した一八軒の願文に佐布里とあるのが初見(佐布里のあゆみ)城跡寺本てらもと村との境にあるが、城主は不明(雑志)

「寛文覚書」によれば、概高二千石余、田八五町一反二畝余・畑二六町六畝余、家数八五、人数一千一一五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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