デジタル大辞泉
「佐太郎」の意味・読み・例文・類語
さたろう〔サタラウ〕【佐太郎】
《堺の豪家佐太郎が、参勤途上の紀州侯の家臣たちを冷や飯でもてなし、飯野の姓を許されたという故事から》冷や飯。残飯。
「―を年中食て居候」〈柳多留・七九〉
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さたろう サタラウ【佐太郎】
〘名〙 (泉州堺の富豪佐太郎が、参勤途上の紀州侯の
一行に冷や飯をふるまい、
飯野の姓を許されたという故事による) 冷や飯。残飯。
※雑俳・柳多留‐七四(1822)「佐太郎を
三度いただく居候」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報