住吉大伴神社(読み)すみよしおおともじんじや

日本歴史地名大系 「住吉大伴神社」の解説

住吉大伴神社
すみよしおおともじんじや

[現在地名]右京区龍安寺住吉町

龍安寺の南西、仁和寺との中間に位置する。大伴氏氏神である伴氏とものうじ神社に、大伴氏衰退後藤原一門である徳大寺家住吉神を勧請したため住吉大伴神社とよばれた。「続日本後紀」承和元年(八三四)正月一九日条に「山城国葛野郡上林郷地方一町賜伴宿禰等、為氏神」と記されるが、これが伴氏神社の始まりと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報