似寄(読み)にたりよったり

精選版 日本国語大辞典 「似寄」の意味・読み・例文・類語

にたり‐よったり【似寄】

〘形動〙 (「たり」はもと完了の助動詞) 互いに優劣・高下のないこと。たいした違いのないさま。大同小異。どっこいどっこい。
※俳諧・唐人躍(1677)三秋「星とほし似たりよったり天の川如泥〉」

に‐より【似寄】

〘名〙 (形動) 似かよっていること。類似近似
古道大意(1813)下「大分外国の似よりな伝説引言(ひきこと)にいはれますが」

に‐よ・る【似寄】

〘自ラ五(四)〙 似かよっている。類似する。
史記抄(1477)一九枢要と会と云注は似よったぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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