引言(読み)ヒキゴト

デジタル大辞泉 「引言」の意味・読み・例文・類語

ひき‐ごと【引(き)言】

説明のために他の文言事例などを引くこと。引用すること。また、その言葉
「それを―にして」〈魯文安愚楽鍋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「引言」の意味・読み・例文・類語

ひき‐ごと【引言】

〘名〙 (「ひきこと」とも)
① 説明のため、他の文句、事例などを引用すること。また、その文句。
※玉塵抄(1563)三「前代夏の桀、殷の紂の悪王天下を失たこと、周の先祖文武の徳を行たことを引きことにして戒られたぞ」
② かけひきや無心。また、相手の気をひくような言葉。
洒落本・当世穴知鳥(1777)土手のゆきき「ホンニおのしも引事にかけちゃアこうしゃなもんだア」

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普及版 字通 「引言」の読み・字形・画数・意味

【引言】いんげん

序文

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