伊達二十三夜塔群(読み)だてのにじゆうさんやとうぐん

日本歴史地名大系 「伊達二十三夜塔群」の解説

伊達二十三夜塔群
だてのにじゆうさんやとうぐん

[現在地名]十日町市伊達

入間いるま川に沿って遡上する道と、それより天池あまいけ方面に通じる道の分岐点の近くにある。約二〇〇坪ほどの平地に高い木立に囲まれ一〇二基の塔が建つ。中央の大塔は伊達の市村某が文久二年(一八六二)建立。市村氏は一〇〇基の塔の建立を立願し、各地に寄付を募り完成したと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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