伊藤宗看(初代)(読み)いとう・そうかん

朝日日本歴史人物事典 「伊藤宗看(初代)」の解説

伊藤宗看(初代)

没年:元禄7.11.6(1694.12.22)
生年元和4(1618)
江戸前期の将棋棋士。出雲の人。2世将棋名人大橋宗古の門に入り,宗古の娘をめとって伊藤家を興した。承応3(1654)年宗古が没すると3世名人(将棋所)となる。以後,名人は大橋本家,分家,伊藤家のいずれかで継ぐことになった。<参考文献>丸田祐三『初代伊藤宗看』(日本将棋大系)

(谷口牧夫)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報