伊志見村(読み)いじみむら

日本歴史地名大系 「伊志見村」の解説

伊志見村
いじみむら

[現在地名]宍道町伊志見

佐々布さそう村の西に位置し、西は出雲郡学頭がくとう(現斐川町)畑谷はただにを源とする伊志見川は北流して宍道湖に入る。正保国絵図に村名がみえる。貞享二年(一六八五)検地が実施された(同年伊志見村御検地帳)。元禄十年出雲国郷帳では高二八〇石余、寛文四年(一六六四)の本田高二七七石余・新田高九斗余。「雲陽大数録」では高二四〇石。文化一〇年(一八一三)の天文方御用手鑑によると家数一四・人数一九〇。文久二年(一八六二)の意宇郡村有高輪切帳(広島大学附属図書館蔵)では高二五四石余、家数四四・人数二〇四。当村には前田輪・片子輪・宮ノ前輪・石田輪の四つの輪が設定されていた(同輪切帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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