伊吹正健(読み)いぶき まさよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊吹正健」の解説

伊吹正健 いぶき-まさよし

1837-1890 幕末-明治時代の武士,神職
天保(てんぽう)8年生まれ。因幡(いなば)鳥取藩士。文久3年河田景与(かげとも)らと京都本圀(ほんこく)寺の宿舎襲撃,藩内守旧派の側用人(そばようにん)黒部権之介(ごんのすけ)らを殺害した。維新後,鳥取藩(県)勤務,米子中学校長をへて,宇倍(うべ)神社,大神山(おおがみやま)神社の宮司(ぐうじ)をつとめた。明治23年8月21日死去。54歳。通称は勘右衛門(かんえもん)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例