付て回る(読み)ついてまわる

精選版 日本国語大辞典 「付て回る」の意味・読み・例文・類語

つい【付】 て 回(まわ)

どこまでも後に付き従う。比喩的に、ある気持考え方などが、いつも離れないで付きまとう。
評判記・吉原すずめ(1667)下「人をころすやうにして、その女郎につきてまはるといふ心なるへし」
女難(1903)〈国木田独歩〉五「やはり江戸職人といふ気風が何処までも附(ツイ)て廻(マ)はり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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