今養寺(読み)こんようじ

日本歴史地名大系 「今養寺」の解説

今養寺
こんようじ

[現在地名]能勢町野間西山

高嶽山と号し、もと日蓮宗、現在単立。本尊大日如来。地元では俗に西山の観音さんとして知られる。寺伝によれば、承保三年(一〇七六)源仲信が当地の高嶽堂床たかだけどうとこの地に高尾たかお堂なる一宇を建立したのが始まりで、大治二年(一一二七)西山信勝が、大日如来・観音・勢至像を奉納して高嶽山月光げつこう寺と改称し、真言密教霊場として名が知られていたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android