今堅田村(読み)いまかたたむら

日本歴史地名大系 「今堅田村」の解説

今堅田村
いまかたたむら

[現在地名]大津市今堅田一―三丁目

本堅田ほんかたた村の北、琵琶湖岸に立地する。中世以来堅田四方のうちとして、あるいは独立して今堅田としてみえるが、慶長七年(一六〇二)の本堅田村検地帳(本堅田共有文書)では衣川きぬがわ村も含め本堅田のうちとして検地対象となっている。寛永石高帳に村名がみえ、高九五四石余で、幕府領。慶安高辻帳では田七〇一石余・畑七九石余とあるが、永荒地が二一四石余と多いのは湖辺部の田地であろうか。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android