仁位宗香(読み)にい しゅうこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「仁位宗香」の解説

仁位宗香 にい-しゅうこう

?-1369 南北朝時代武士
宗盛国(そう-もりくに)の子。宗香御坊,桜町御坊とよばれた。対馬(つしま)(長崎県)代官として島内の仁位にすむ。山林の乱伐を禁じ,租税負担の公平化など民政安定につとめた。応安2=正平(しょうへい)24年3月死去。名は頼次。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例